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少しでも偏差値の高い高校に入るための基礎の基礎
高校受験の対策・国語編3
高校受験の現代文は、基本的には点数を稼ぐ為のものだという認識が強いかと思います。
古文漢文、あるいは英語、理科、社会などは、日常で使う機会のほとんどないものです。
また、数学に関しても、簡単な計算以外はやはり使う機会はほぼないでしょう。
それに対し、現代文は確実に日常に密接しています。
論説文は新聞やニュースサイト、あるいは何かのレビュー。
物語はそのまま小説として、目に触れる機会が多いのではないでしょうか。

そんな現代文ですから、どうしても軽視されがちな点は拭えません。
中には、現代文なんて勉強する必要ない、勉強法もいらない、と思っている学生もいるのではないでしょうか。
しかし、それでは高校受験は上手く行きません。
取れるところでしっかり取る勉強法を確立する事が、高校受験で失敗しない為の重要事項です。

まず論説文ですが、重要なのは、作者の意図を掴む事です。
この作者が何を言いたいのかをまず掴んでしまえば、その中にある文が暗に訴えている事も自然と見えてきます。
後はそれを論理的に噛み砕いたり解釈したりして、答えるだけです。
重要と思うところに線を引く、ということを良く指導されますが、これは全体を見る上で一部を抜粋する効果が出てしまい、後で見たときに言葉だけで判断してしまいかねないので、あまりお勧めは致しません。

一方、物語の方はどうかというと、基本的には論説文と同じような感覚で構いません。
ただ、論説文は小難しい言葉が多いのに対し、物語は比較的読みやすいですよね。
その分、主観が入りやすいようになっています。
ですので、その部分を取り除き、客観的な目で話を読めるようにしましょう。
主人公の心情などに対し、自分の意見を述べるというのは、こと入試に関して言えば有効ではありません。
大多数の中の一人に埋もれる感覚で、勉強法を確立しましょう。

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