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高校受験の対策・数学編3
高校受験における数学の試験の最大の敵は、ケアレスミスと図形です。
どちらもしっかりした勉強法を確立し、その勉強法を実行するだけでは、中々完璧に無くしたりこなしたりはできないのです。

まずケアレスミスですが、これは高校受験という緊張する状況では、少なからずやってしまう事です。
これを無くすには、模擬試験を沢山受けるなど、状況に慣れておくというのが第一ですが、それで全てが克服できる訳ではありません。
そこで、よく言われる見直しが重要になってきます。

見直しという作業は、二つの条件が必要です。
一つは、全ての問題を解き終わる時間が、試験時間よりもかなり早めであること。
もう一つは、見直すポイントを熟知している事です。
前者は、日々問題を沢山解いておくという勉強法で問題なく身に付きます。
後者に関しては、模試などで実際に見直しを行うだけではなく、自分の間違ったところをノートに記すという勉強法が役に立ちます。
自分がどこを間違えやすいか、という傾向を予め掴んでおけば、そこを優先的にチェックする習慣もつけられますから。

そして次は、図形です。
中学数学で一番厄介なのは、「相似と比」「三平方の定理の証明」です。
これらには図形を用います。
この図形を使った問題は、応用問題が多く見受けられ、ここが数学アレルギーを生む主な原因の一つになっています。
これに関しては、はっきり行ってセンスが問われる部分もあります。
もちろん、例題をある程度解いていれば対応力は上がります。
ただ、相似条件を知っているだけではなく、その相似条件をどこで適用するかなど、応用力が問われる問題になると、中々本番で上手く解けず、頭が真っ白になってしまいがちです。

そこで、図形の問題は最後に解く事をお勧めします。
それも、他の問題を終え、見直しまで終わった後です。
そうする事で、ある程度ゆとりを持った中で挑戦できます。
そういった戦略も、高校受験では必要なのです。

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