高校受験の対策・英語編3
高校受験の英語の勉強法として、特別な勉強法は要らない、という話をしましたが、では具体的にどのような勉強法が望ましいのでしょうか。
基礎は重要ですし、少なくとも夏休みまでには固めておく必要があります。
では、その後はというと、英単語、英文法、英作文、リスニングにおける弱点の強化が重要になってきます。
特に夏休みの間は、それらの中の苦手な項目を重点的に学習するという勉強方法が有効です。
まず優先すべきは英文法です。
文法があやふやでは、とても英作文もリスニングもうまくできません。
まず第一に文型~第五文型までをしっかり覚え、徐々に土台を強くしていきましょう。
これは、夏休みが終わるまでに達成したい目標です。
英作文は、文法がしっかりしていて、ある程度英単語が覚えられていれば、自然とできるようになります。
後はいくつも問題をこなしていき、慣れていく事が重要です。
英作文は非常に時間がかかるので、よりスピーディーに行えるような勉強法が望ましいでしょう。
高校受験における入試では、時間がなくなると焦ってしまい、ケアレスミスをしてしまいがちです。
できる限りそれを避けられるよう、早く解けるに越した事はありません。
リスニングは、字幕映画を見る事で養われていきます。
ほかにはテープなどを自分で購入して学ぶくらいしか強化方法はありません。
リスニングの教材はたくさんありますが、できる限り経済面での負担を低くしたい人は、先生に相談して教材を貸してもらうなどの方法を取りましょう。
英単語は一年間継続的に少しずつ覚えていくのが好ましいでしょう。
覚えては忘れ、また覚えなおしの繰り返しでかまいません。
忘れっぽい人でも、繰り返す事で慣れてきます。
できる限り覚えやすい環境として、クラシック音楽を聴きながらという方法があります。
リラックスした方が、人間の記憶力は活発になるからです。
様々な方法を試して、英語の強化に励みましょう。